住まいを買う契約の流れ
不動産は、ほとんどの方が、一生に一度の大きな買い物
不安もあるかと思いますので一般的な内容をご説明します
①申し込み 買付証明書
不動産の申し込みには、いわゆる「買付証明書」というものがあります
これは、購入希望者様が不動産を購入したいという意思を書面にするためです
意思を書面にするためなので、申込金は必要ありません
記入内容は、売主様に対して購入希望額 契約希望日 契約条件などです
また、他の購入希望者が現れた場合の優先度も示すことになります
ただ、契約の条件により契約するかしないかは売主様の判断になりますので
不動産業者に売主様への交渉を依頼することにもなります
②住宅ローンの事前審査
物件購入が決まりましたら、まずは買主様は住宅ローン「事前審査」を行います
これは、買主様の個人信用情報を金融機関が確認し、物件購入費用と収入など
資金計画を確認するためといわれています
一般的に4営業日から、7営業日くらいで結果が通知されます
③重要事項説明
実際の契約に際し、「重要事項説明」というものがあります
これは、不動産の状況を登記事項証明書で確認したり
行政で定める都市計画区域や建築の制限の概要を、重要事項説明書により
説明させていただきます
これにより、お客様の購入する物件について詳しく知ることができます
④契約
重要事項説明が終わりましたら、「契約」を行います
対象不動産 価格 引渡し条件などが書かれていて
契約しましたら手付金の授受を行います
注意していただきたいのが、引渡し条件です
例えば、住宅ローン特約の内容や引渡しの状況を確認する必要があります
中古住宅の場合は、修理完了してからなのか現状引渡しなのか
また、売主様が住んでいる場合は、明け渡しはいつなのか
不動産契約は、契約時に特約で条件を書き入れるので引渡しのトラブルを
未然に防ぐことがポイントになります
⑤住宅ローンの審査の承認
契約が終わると、金融機関に本審査の申込「住宅ローン本審査」を行います
本審査の審査期間は、一般的に2~3週間となります
その間に売主様は引渡し条件を整えます(引っ越しや片付け)
無事、承認となりますと決済(引渡し)となります
⑥引き渡し(決済)
「決済」は、残代金の支払いを住宅ローンの金融機関にて行います
・売主様 (登記識別情報・印鑑証明書・実印・本人確認書持参)
・買主様 (住民票・本人確認書持参)
・司法書士
・仲介業者
・売主様側の金融機関(抵当権抹消手続きのため)
集まって行いますので必要書類や費用を予め確認しておきます
そのほか、固定資産税日割りや鍵の引き渡しなどを行い無事引渡しとなります